当社では、10ｔ級の吸引車を3台、4ｔ級の吸引車を2台

所有しています。

ここ最近は、10ｔ級の吸引車が活躍する機会がかなり増えております。

10ｔ級吸引車でも、その中に様々なラインナップがあります。

上の写真の吸引車は、積載量が約11ｔ、風量70㎥/minです。

車体は10ｔ吸引車より、一回りホイールベースが長く、取り回しが難しいです。

吸引車の吸引する力を表す方法として、風量という言葉があり、これは

時間当たりに吸引できる空気量のことを指します。

風量70㎥/minですと、1分間に70㎥の空気を吸い込めるということになります。

当社で、他2台所有している大型吸引車は、風量40㎥/minですから、倍近い吸引力になります。

そんな、超強力吸引車の活躍するのはどんな時かというと、

①吸引場所から、揚底がある場合

吸引作業は地上から、地下にあるものを吸引除去するケースが多いです。

風量が小さいと、吸い上げる力が弱く、吸引作業が困難になってしまいます。

地下深くにあるものを吸出すには、風量70㎥/minの超強力吸引車が最適です。

②比重の重いものを吸引する場合

含水率の低いものや、質量が大きく重いものは、通常の吸引車では、除去することが困難です。

このような時も風量70㎥/minの超強力吸引車が活躍します。

上記のようなケースございましたら、クリーンサービスのご相談ください。

吸引車で除去するものは、水分含水費が多いものばかりではありません。

上の写真のように、水分の少ない土砂や、コンクリート殻を吸引除去するケースもあります。

こういったものを吸引除去する時も、吸引車の風量に左右されてしまいます。