日ごろからお世話になっている建設会社様に、ご挨拶に寄らせてもらった時、アポも取らなかったので、担当様にお会いすることができませんでした。

その時、応対してくださった、総務をご担当されている女性の方が、クリーンサービスがエコアクション21を取得する為の研修を受けていた時、お会いしていた方でした。

取得されたのは、私共よりも早く(私どもは只今審査中)、これからお互いにエコアクションを運営していく為に情報交換をして行きましょうというお話をしました。

その話の中で、その方が「取得するのに、慣れていなくて大変だったし、うまく運営してけるか不安だけど、会社の為になれて良かったです。」

そんな言葉を会話の中でサラッと言われたのです。

「会社の為になれて良かった」・・・ハッとしました。

その言葉を何気ない会話の中で言えることって、この方が、普段からご自身の会社のことを考えているからこそ無意識の内に言葉に出る、言葉に出てしまう。

いやぁすごい。心より尊敬し、うれしくなりました。

自分以外の誰か、何かの為に行動を起こす。

始めは、誰かの指示や命令だったりするかもしれませんが、それが何かの瞬間(それは昇進だったり、生活環境が変わったり)から、自分自身でもっと良くなる為の行動を進んで起こす時が来る、その行動の繰り返しのなかで少しずつ少しずつ、　「～の為に」　という意識が芽生えてくるのだと思います。

その瞬間というものを少しでも早く、「～の為に」と思ってくれる意識を呼び起させる工夫をすることこそが、会社での人材育成において大切なんじゃないかなぁと思いました。

こんな気づきに出会えたのも、この方のおかげだと思います。

ありがとうございました。