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建設機械「掘削編」ユンボ

よく、道路を車で走っていると、道路を掘ったり山を崩したりしている建設機械を見かけることがあると思います。

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油圧ショベル略して「ユンボ」という掘削機械です。

油圧ショベルには、実はたくさんの種類があることを皆さん知っていましたか?

恥ずかしいことに私は、つい最近まで知りませんでした。

その中で、3つ紹介したいと思います。

※油圧ショベルの種類と用途

 

1.バックホー:Back hoe(日本語訳:柄の長い鍬というそうです。)

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用途として、機体よりも低い箇所の土を掘るのに適している機械です。

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当社では、掘削作業の他に河川の浚渫で使用しております。

 

2.パワーショベル:Power shovel(日本語訳:強力なショベル)

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こちらの用途としては、機体よりも高い箇所の土を掘る(山を削る)のに適している機械です。

 

3.クラムシェル:Clam shell(日本語訳:2枚貝の貝殻)

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用途として、当社では立坑という立てに深い穴を掘るのに使用します。

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周りに見えているのはケーシングという土が掘削した箇所に崩れないよう設置する鉄の筒です。

地上からかなり深い穴を掘ることが可能です。

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クラムシェルのバケット(先っぽです。)

ガパッと開いた時は衝撃の迫力です。

これが、開いたり閉じたりするは、まるで貝のようです。

クラムシェルといわれるのが一目で分かります。

 

※次に掘削機械を取り扱うのに必要な資格です。

1.車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込・掘削)

※この資格を取得すれば、バケットを除く機体重量3トン以上の油圧ショベルが運転できます。(道路等の掘削などは、ほとんど機体重量が3t以上のバックホウを使用します。よってこちらの資格を取得する必要があります。)

 

2.車両系建設機械特別教育(整地・運搬・積込・掘削)

※上の資格は技能講習、下は特別教育この資格を取得すれば、バケットを除く機体重量3トン未満の油圧ショベルが運転できます。(一戸建ての設備工事などは、狭い敷地内での工事になります。そんな時は、小型のバックホウを使用する場合が、ほとんどなので、こちらの資格の取得で済みます。)

 

※油圧ショベルの大きさ

油圧ショベルの大きさを表す表現として、装着するバケットの容量で、表現します。

 

バケット容量    車体重量      必要資格

0.02㎥       1t程度      特別教育

0.03㎥        ・         〃

0.06㎥       2t程度      特別教育

0.08㎥       3t程度      技能講習

0.10㎥        ・         〃                             0.40㎥       7t程度      技能講習

中には上記よりも大きな 0.70㎥やもっともっと大きいユンボもあります。

最近はICT(情報化)施工技術といって、測量をもとに算出したレベル情報等、コンピュータより発信し、その情報に伴って、掘削機械や整地機械を自動で動かし施工する、という技術もあるそうで、技術の進歩というのは、まったく目覚ましいなぁと思います。

これから時代は、人口減少社会を迎え、すべての産業や地方自治体も縮小やスリム化がよぎなくされます。

下水道という、現状では維持管理作業に、人の手の介入が欠かせない業界も、作業人員が少なくて済む仕組みや、機械等確立されていく可能性が十分考えられるので、当社もどんどん新しい情報を取り入れ、そして吸収するよう努めていきたいです。

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